韓国が極超音速を否認すると…北朝鮮、再発射でマッハ10誇示
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.12 09:42
新年に入って北朝鮮は金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の国防力現代化計画に基づき核・ミサイル開発に速度を出しているが、米中および米露の対立が激しくなったことで国際社会は事実上対応できない。当事者の韓国は「ゲームチェンジャー」と呼ばれる北朝鮮の極超音速ミサイルの性能を低く評価したが数日後には評価を変え、これに対する国際社会の対応の動きに参加しないなど消極的な態度で一貫している。
北朝鮮は11日、今年に入って2回目のミサイル示威をした。「極超音速ミサイル」と主張した飛翔体の発射(5日)から6日ぶりだ。韓国軍の合同参謀本部によると、北朝鮮は11日午前7時27分ごろ、慈江道(チャガンド)から東海(トンヘ、日本名・日本海)側に弾道ミサイルを発射した。このミサイルは最大マッハ10(時速1万2240キロ)前後で、高度約60キロまで上がった後、700キロ以上を飛行した。