「目」はあるが「拳」がない韓国イージス艦…北朝鮮・中国を意識か(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.08.24 08:07
2024年から実戦配備予定の韓国次期イージス艦(広開土大王III Batch-II)に搭載する迎撃ミサイルの選定が先延ばしされ、北朝鮮弾道ミサイル防衛戦略に赤信号がついた。当初、軍当局は高高度で迎撃できるSM3ミサイル(迎撃高度70-500キロ)を要求したが、その後、防衛事業庁が国内開発に方向を定めたことで生じた結果だ。さらに「現状態でSM3レベルの国産迎撃ミサイル開発は不可能」という研究結果が出て1年以上も経過したが、軍当局と防衛事業庁は明確な理由もなく迎撃体系の選定を先に延ばしている状況だ。
このために軍内外では「従来のイージス艦のように目(高性能レーダー)だけあり拳(弾道弾迎撃ミサイル)はない『半分のイージス艦』をまた配備することになる」という懸念が出ている。一部では「中国と北のを意識してまともな迎撃体系の導入を延期しているのでは」という疑惑も起きている。