「ロシア墜落航空機、19人の遺体発見」…プーチン大統領が遺族に哀悼の意
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.08 11:03
ロシア極東地域カムチャツカで墜落した旅客機の搭乗者とみられる19人の遺体が発見されたと、RIAノーボスチ通信が救助当局を引用して7日(現地時間)報じた。
現地当局はこの日、カムチャツカ海岸周辺で行われた捜索で、事故旅客機アントノフ(An)-26の搭乗者と推定される19人の遺体を発見したとし、身元確認のため遺伝子検査が必要になるかもしれないと明らかにした。ロシアのプーチン大統領はこの日、搭乗客の家族に哀悼の意を伝えた。
当局は前日、気象状況の悪化で捜索・救助作業を中断し、この日午前に救助作業を再開した。
これに先立ち捜索に参加したロシア太平洋艦隊公報室は旅客機の胴体の一部が岩壁で発見されたと伝え、一部は海で目撃されたと説明した。
この旅客機は6日昼12時57分ごろペトロパブロフスクカムチャツキーのエリゾヴォ空港を離陸し、この日午後3時5分ごろパラナに到着する予定だった。しかし目的地まで9キロの地点で管制センターと音信が途絶えた。
旅客機には子ども1人を含む乗客22人と乗務員6人が乗っていた。現地当局は搭乗客全員が死亡したと推定している。
An-26は旧ソ連時代に開発、生産された民間および軍用双発ターボプロップ航空機。航空会社側は「航空機が離陸する前は技術的に問題がなかった」と伝えた。当局は旅客機墜落の原因を調査している。