尹前検察総長「竹槍歌で韓日関係壊れた」vs韓国与党「尹奉吉記念館で妄言」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.06.30 07:08
韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)前検察総長が29日午後、「国民記者会見」で「(韓日外交において)実用主義、実事求是に立って行うべきなのに、(現政権が)理念偏向的な竹槍歌を歌ってここまで来た」とし、政府の対日外交基調を批判した。これに対して与党「共に民主党」は「妄言」としながら反発した。
尹氏はこの日、尹奉吉(ユン・ボンギル)義士記念館で開かれた記者会見で、韓日関係改善方案に対する日本NHK記者の質問に「外交は実用主義、実事求是、現実主義に立つべきだが、理念偏向的な竹槍歌を歌ってここまで来た」としながら「いまの韓日関係は修交後で最も劣悪になり回復が不可能になるほど壊れた」と話した。
尹氏が取り上げた『竹槍歌』はチョ・グク氏が青瓦台(チョンワデ、大統領府)民情首席として在職していた2019年に使った言葉で、この表現を通じて来年の大統領選で政権交代するとしながら、チョ氏を大統領選の局面に再び引っ張り出したものと分析される。