焦る日本「1日100万人接種」掲げるが…ワクチン予約サイト「ダウン」、電話もつながりにくく
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.10 09:49
相次ぐ新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)防疫の失敗で窮地に追い込まれている菅義偉首相が「一日100万人ワクチン接種」カードを取り出した。ファイザーワクチンの供給が円滑になる5月中旬から大規模な接種を実施し、7月末までに医療関係者と希望するすべての高齢者に接種を完了するという計画だ。
だが、医療スタッフ不足や接種予約システムの不備などで目標達成に疑問を呈する声がすでに出始めている。
菅首相は7日、東京都などに下された緊急事態宣言の延長を発表する記者会見で「1日100万回の接種を目標とし、7月末を念頭に、希望する全ての高齢者に2回の接種を終わらせるよう、政府としてはあらゆる手段を尽くし、自治体をサポートしていく」と明らかにした。このため、東京と大阪に一日1万人以上の接種が可能な大規模接種センターを用意し、24日から運営するという計画にも言及した。