いじめで極端な選択をする子どもたち…日本「いじめ保険」まで出た
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.09 12:32
2018年5月、熊本の県立高校3年生だった深草知華さんは早退した後に極端な選択をした。知華さんが残した遺書にはいじめがあったことを示す内容があり、調査の結果同じクラスの複数の生徒から「死ねばいい」「視界から消えればいいのに」などと言われていたと明らかになった。
知華さんの両親は娘の死から3年が過ぎた先月28日、熊本地裁に加害生徒4人に慰謝料1100万円を請求する訴訟を起こした。両親は「加害者は3年間処罰を受けることも謝ることもなかった。娘の名誉を回復するために法の力を借りるほかないと考えた」と話した。
1990年代から社会問題として浮上し始めた日本の校内暴力、いじめの問題は次第に深刻化している。子どもたちの間の問題が法廷での争いにまで広がるケースが増え、いじめに備えた「いじめ保険」の加入者も増加していると東京新聞が5日に報道した。