元米大統領補佐官「太陽政策で北朝鮮を変えるのは虚しい希望」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.03.04 10:01
トランプ政権で初代大統領補佐官(国家安全保障対象)を務めたハーバート・マクマスター氏が、バイデン政権に北朝鮮への圧力を強調しながらも、「北朝鮮が非核化を拒否しない限り、金正恩(キム・ジョンウン)政権除去は米国の政策目標でないという点を明確にすべきだ」と助言した。
退任後、スタンフォード大フーバー研究所の研究員となったマクマスター氏は2日(現地時間)、米上院軍事委員会が開いた公聴会で書面資料を通じてこのように伝えた。
マクマスター氏は「北朝鮮政権が世界に重大な脅威にならないようにするためのいくつか外交的な努力は失敗と失望を招いた」とし、外交的失敗の背景に金日成(キム・イルソン)一家3代の世襲過程で2つの誤った仮定が作用したという見方を示した。