韓経:緊急事態宣言の渦中に最大の観光博覧会…五輪一辺倒の日本
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.19 08:28
18日、東京お台場にある日本最大のコンベンションセンター「東京ビッグサイト」。新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)による緊急事態宣言期間中にも関わらず、日本最大の観光展示会「インバウンドマーケットEXPO2021」が開かれた。日本に来る外国人観光客を呼び込もうと、今回の展示会に590社が参加して1515カ所のブースを構えた。4日間の日程で開かれるこのイベントに、この日一日だけで5000人近い人々が集まった。
主宰側である日本能率協会が40年以上別々に開いていた行事を、2018年から1つにまとめたから可能なことだった。国際ホテル・レストラン・ショー、地域産品展、フード・ケータリングショー、パッケージ×デザイン展などが統合対象だった。今年7月に予定された東京オリンピック(五輪)雰囲気を盛り上げようとする趣旨だった。
だが、前日でさえ新型コロナによって今回の行事が延期になるのではないかという予想が多かった。1月に予定された日本旅行協会(JATA)と政府観光国主催の大規模な博覧会も日本政府の緊急事態宣言の影響で中止になった。