コロナ変異種広がる南アフリカ「マスクしなければ懲役刑も」…日本でも感染確認
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.29 14:07
南アフリカで新型コロナウイルスの従来種より感染力がはるかに強い変異種が広がっている中、防疫措置の強度が最高水準に高まっている。現地当局はマスクを着用しなければ懲役刑も可能になるよう処罰の程度を高め、酒類の販売は全面禁止することにした。
28日(現地時間)のAP通信によると、南アフリカのラマポーザ大統領はこの日、国民向け演説でこのような追加対策を発表した。これを受け、南アフリカでは酒類の販売を禁止し、すべての酒場を閉鎖した。感染者が特に多く発生する海辺やプールも閉鎖した。すべての国民は必須の外出を除いては午後9時から午前6時まで通行が禁止される。マスクの着用を義務づけ、公共場所でマスクを着用しない場合は罰金はもちろん、最大6カ月の懲役刑となる。ラマポーザ大統領は国民向け演説で「新しい措置に従ってほしい」と強く訴えながら涙を浮かべた。