韓国気象庁「台風10号、東に経路変更…韓半島を貫通しない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.09.05 12:53
「超強力級」として国民を緊張させている台風10号の予想経路が当初より東側に移っている。このため韓国に上陸せず、東海岸側を通過しながら影響を与えると予想される。
韓国気象庁によると、台風10号は5日午前9時を基準に沖縄の南東側510キロ付近の海上を非常に強い勢力に発達しながら北北西に進んでいる。中心気圧は920ヘクトパスカル、最大風速は「非常に強い」水準の秒速53メートルで、強風半径450キロ、暴風半径180キロ。
当初、韓半島(朝鮮半島)に上陸すると予想されていた台風10号は、7日に東海岸をかすめて北進するとみられる。気象庁はこうした経路が現在の時点で可能性が最も高いと説明した。前日、台風10号は7日に韓半島を貫通する可能性が高いと予想されたが、経路が東側に移動しながら予想進路が大きく変わった。