ソウル、半日で117ミリの大雨…都市洪水「非常」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.07 09:02
◆ソウル半日で117ミリの大雨…帰宅の道まで一日中交通麻ひ
2011年以来9年ぶりのことだ。この日午前11時基準で、漢江大橋の水位は8.23メートルで洪水注意報の基準になる8.5メートル、に迫り、午後5時には8.5メートルまで上昇した。環境部の漢江洪水統制所は「河川の水位上昇と氾濫による洪水被害がないように、午前11時から漢江大橋に洪水注意報を発令する」とし「洪水被害が心配される地域の住民は安全に留意してほしい」と呼びかけた。ソウル市は漢江公園11カ所への進入も統制した。
前日、昭陽江ダムの放流に続き、6日には安東(アンドン)ダムが2003年台風14号以降、17年ぶりに水門を開けた。慶尚北道軍威郡古老面(キョンサンブクド・クヌィグン・コロミョン)に位置した軍威ダムも2011年の竣工以来、初めて放流作業に入った。中央災難(災害)安全対策本部によると、累積降水量が最も多いところは江原道鉄原(カンウォンド・チョルウォン)で755ミリの「水爆弾」が炸裂した。京畿道漣川(ヨンチョン)・加平(カピョン)、江原道華川(ファチョン)、忠清北道提川(チェチョン)、ソウル道峰、忠清南道牙山(チュンチョンナムド・アサン)などにも多くの雨が降った。