過去にロシアを糾弾したが…安倍首相、原発汚染水120万トンを放流?
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2020.08.01 12:42
国際環境団体グリーンピースは2011年3月の福島原発事故発生直後から現在まで現場を訪問し、この地域の放射能汚染と汚染水問題を持続的に提起している。昨年1月には「福島汚染水危機」と題した報告書を出し、なぜこうした事故が発生したのか、代案は何かを詳細に扱った。
1993年当時の細川護熙首相は、ロシアが「貯蔵場所が満杯になった」という理由で放射性廃棄物を日本近海に捨てることに強く糾弾した。さらに当時のエリツィン露大統領と会談し、放射性廃棄物を海に捨てないという合意書に署名させた。当時、細川首相は放射性物質を海に捨てるのは「地球全体に極めて深刻な憂慮(a grave concern)を招く行為」と規定した。