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【グローバルアイ】トランプ政権内部の危機信号

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.19 16:02
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トランプ米大統領の危機がますます強まっている。民主党のバイデン候補と世論調査の差が広がったからではない。2016年にもヒラリー候補に終盤まで世論調査で劣勢でありながら選挙では勝利した。問題は政権内部で崩れる音が聞こえているからだ。

ボルトン前米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が17日、著書『それが起きた部屋:ホワイトハウス回顧録』で公開したトランプ政権の実情は衝撃的だ。対北朝鮮外交は「マスコミの注目を浴びようとする広報活動」であり、外交トップのポンペオ国務長官は裏で「トランプは嘘つき」「対北朝鮮外交が成功する可能性はゼロ」と嘲弄していると主張した。大統領は閣僚を信頼できず、お互い争うよう仲違いさせた。かつて米国外交の序列1、2位だったティラーソン元国務長官がヘイリー元国連大使に性差別的は発言をしたと言ったが、大統領が作り出した話だったという。

 
6カ国協議首席代表を務めたヒル元大使は「ボルトン氏は誰かに忠誠心を持つ人物ではない」という。自分だけが正しいと信じる人物だ。北朝鮮・イランを交渉で非核化できるとは信じず、先制打撃論・政権交代論の信奉者だ。ボルトン氏を好戦狂と考えながらも名声のためにホワイトハウスに起用したのはトランプ大統領自身だった。

そのボルトン氏が、ウクライナのほか、中国の習近平国家主席に米国農産物の大量購買で大統領選挙の勝利を助けてほしいと懇請したのを含め、ロシア、トルコ、サウジアラビアなどにも私的な利益や政治的な利益を前に出した事例を著書で一つ一つ公開した。2月の議会の弾劾審判では生き残ったトランプ大統領だが、ボルトン氏の回顧録を「嘘」と「違法」という主張で退けるのは容易でない。リチャード・ニクソン大統領が側近を信頼できずホワイトハウス内部を盗聴したテープが「ウォーターゲート」事件の隠蔽を主導した決定的な証拠になったように、ボルトン氏の著書は米国の保守の一部がトランプ大統領に背を向けるきっかけとなる可能性がある。

米ホワイトハウスの人事政策担当責任者ジョン・マッケンティー氏は、ボルトン氏のような背信者を排除するために公職者の検証に「トランプ忠誠度」をテストする質問項目を入れたという。そのうちに国防総省、国土安全保障省までが専門性・経験よりも忠誠心のある天下り人事で満たされていると、インターネットメディアのアクシオスが公開した。能力のある人物は離れ、忠誠を誓った人物が空席を埋めるのは政権末期の典型的な現象だ。トランプ政権の内部の危機が高まるほど韓半島(朝鮮半島)に及ぼす影響が懸念される。

チョン・ヒョシク/ワシントン特派員

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