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「白血病児の帰国を助けよう」 韓日が共助

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.05.05 09:19
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インドに在留中だった5歳の急性白血病韓国人患児が日本の航空機を利用して韓国に帰国することになった。

韓国外交部はこの患児が4日午後7時(現地時間)、インド・ニューデリーから日本航空(JAL)特別機便で帰国の途に就いたと明らかにした。

 
患児とその母親は5日午前、日本東京に到着した後に韓国行きの便に乗り継いでこの日午後8時ごろ仁川(インチョン)空港に到着する予定だ。患児は最近、急性白血病でニューデリー近隣のある病院に入院していたが、状態がはかばかしくなかった。

インドの医療インフラは全般的に韓国に比べて劣悪なうえ、最近の新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)事態で既存の人材と施設の相当部分がウイルス防疫に投入された状況だ。患児の親は子どもの治療を韓国で受けることを希望していたが、航空便がなかった。

インドは3月25日から新型コロナ拡散防止のために全国封鎖措置を下した。航空運航も全便中断された。インドに居住している韓国海外同胞の2割ほどは先月の臨時運航特別機便で帰国した。ニューデリーでも特別機が4回にわたって用意されて帰国を望む多くの人々が韓国にすでに帰国し、追加特別機運航の計画もない状態だった。

このように残念な事由が伝えられると、現地の韓人会が直接乗り出し、チャーター機の運航を推進したりもした。ある海外同胞は4日、「インドで新型コロナ封鎖措置によって危険に直面したある子どもを助けてください」という青瓦台国民請願を投稿して助けを乞うたりもした。この請願には3200人を超える人々が賛同した。

駐印韓国大使館は駐印日本大使館と協力して4日午後に出発する日本特別機にAさん家族を乗せることにした。この特別機は駐印日本大使館があっ旋した臨時航空便だ。

在印韓人会執行部はこの便りを伝えながら「申鳳吉(シン・ボンギル)大使と大使館関係者の方々、韓人会関係者の方々、海外同胞皆に感謝の言葉を伝える」と明らかにした。続いて「今晩、日本を通じて韓国に帰国するために今も頑張っている子どもが無事に帰国することができるように、韓国で立派な施設・医療スタッフの治療を受けて早く完治できるようにインドにいらっしゃる韓国人の方々に両手をあわせて応援をお願いしたい」と付け加えた。

韓国外交部は、日本に患児とその母親が到着し次第、駐日本韓国大使館が帰国をサポートするだろうと伝えた。

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