「防衛費13%引き上げが最善」 文大統領は意志を曲げなかった
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.04.24 07:04
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韓国の文在寅大統領が今月18日午後、青瓦台官邸で米国のドナルド・トランプ大統領と電話会談を行っている。[写真 青瓦台]
韓米が一歩も譲らないまま平行線をたどっている第11次防衛費分担金特別協定(SMA)交渉で、米国のドナルド・トランプ大統領に劣らず韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領も強く「原則論」を守る立場だと複数の消息筋が23日、明らかにした。
これは韓国も最終案として提示した前年比「13%引き上げ案」から動く気配がないということだ。これに伴い、SMA空白状態が長期化する可能性もあるという懸念の声が政府内外から出ている。
多数の政府消息筋はこの日、中央日報に対して「文大統領は防衛費に関しては『原則を守らなければならない』という意志が強い」とし「これは『常識を外れる引き上げ幅は受け入れられない』という意味で、文大統領はこのような所信を参謀陣との会議席上ですでに何度も明らかにした」と伝えた。