【グローバルアイ】韓国が米国を真似したコロナ対策
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.03.31 11:49
世界がともに新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)を体験しているため、対策も互いに学習している。韓国の積極的な診断検査を米国が参考にしたように、韓国も米国の対策をベンチマーキングしたものがある。「社会的距離の確保」と「災難支援金」だ。
ドナルド・トランプ米国大統領は16日、今後15日間自宅で勤務し、不要な外出を自制し、10人以上集まることを控えるように指針を下した。州政府命令でスーパーマーケットと薬局を除いた飲食店・ショッピングモール・教会など大衆利用施設は閉鎖された。一部の州は出勤も中止させる。罰金も払わせる。27州で2億2500万人が自宅にいる。米国人3人に2人だ。今月21日、丁世均(チョン・セギュン)首相は今後半月間強力な社会的距離の確保を実施すると発表した。形式は似ているが、内容と度合いは違う。営業中止を強制した米国と違い、私設塾や教会などに訴えたり脅したりする状況だ。飲食店とクラブで食事と集いも続いている。