「新型コロナ」対応中の金正恩委員長 「平壌総合病院」着工式に出席
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.03.18 14:29
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が平壌(ピョンヤン)総合病院の着工式に出席した。新型コロナウイルス感染拡大の懸念の中で、民心に関心を向けている姿を見せようという意図があると考えられる。
朝鮮中央通信は18日、「平壌総合病院の着工式が3月17日に開かれた」とし「金正恩同志が着工式に出席した」と伝えた。平壌総合病院の建設は昨年末の労働党全員会議で決定した。
着工式に出席した金委員長はこの日、異例にも演説をした。金委員長は「(昨年末の全員会議で)自国の首都にも現代的な医療施設がないことに胸を痛めて批判した」とし「党創建75周年となる今年、まずは平壌市に人民の健康増進のための現代的な総合病院を建設することについて決めた」と着工の背景を説明した。