韓経:韓国の自動車産業、インドとメキシコに続きスペインにも抜かれる危機
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.06.27 10:34
韓国の自動車生産量がますます減っている。韓国車が世界市場で人気を呼べずにいるという意味だ。原因は複合的だ。低い生産性に強硬路線労組の頻繁なストまで重なった。韓国GMは群山(クンサン)工場を閉鎖することもした。韓国は一時自動車生産5位の国だった。だがいまではインド、メキシコに抜かれ7位に落ちた。米国の「関税爆弾」が現実化すれば8位のスペインにも追い越されかねないという懸念が出ている。
韓国自動車産業協会が26日に明らかにしたところによると、昨年の韓国の自動車生産量は411万4913台で2016年の422万8509台より2.7%減少した。2015年にピークに達してから毎年生産量が減っている。自動車生産上位10カ国のうち2年連続で減少を記録したのは韓国だけだ。自然に生産順位も落ちた。2005年から2015年まで世界5位を守っていたが2016年にインドに押され6位に落ちた。今年1-3月期にはメキシコにも押され7位に落ち込んだ。2015年だけでも韓国は456万台を生産し8位のスペインの273万台の2倍水準だったが、今年1-3月期は韓国が96万台でスペインの73万台との格差は大きくない。