トランプ氏、金桂冠氏威嚇の時に怒り…崔善姫氏のペンス氏侮辱に爆発(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.25 07:50
クリストファー・ヒル元国務省次官補は金第1外務次官の談話が出された後、「トランプ大統領が米朝首脳会談中止の可能性を示唆しながら、実際に会談の可能性はさらに低くなった」と見通した。このような雰囲気を中国側の人々も明らかにしていた点が注目される。17日にワシントンを訪問した中国の劉鶴国務院副首相は、予定になかったトランプ大統領との面会後、中国訪問団の中から「北朝鮮と米国の会談が厳しくなった」という話が出たという。北朝鮮タカ派のトム・コットン共和党上院議員は「北朝鮮はただ交渉をしているのに、譲歩を要求してきた長い歴史がある」とし「過去の民主・共和両党の行政府は北朝鮮の策略に嵌められたが、トランプ大統領が金正恩の詐欺行為を看破したことを尊敬する」と述べた。
米国の会談中止に対する北朝鮮側の反応は今のところ確認されていない。北朝鮮は金桂冠氏・崔善姫氏による談話を通じて会談決裂の可能性を警告しながらも、24日には対内外に公言していた豊渓里(プンゲリ)核実験場の発破ボタンを押した。一方では米国の神経を刺激しながらも、非核化意志を宣伝する姿を見せた。