「産経、朴大統領を悪意的に報道」…8・15光復節を控え悪材料に(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.11 09:14
セウォル号事故当日に「朴槿恵(パク・クネ)大統領7時間の動向」に関する日本の産経新聞の報道が、こじれている韓日関係の悪材料として浮上している。「8・15慶祝辞」での朴大統領の対日メッセージにも影響を及ぼしかねないという観測まで出ている。
尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官は9日、ミャンマーのネピドーで開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)地域安保フォーラム(ARF)で日本の岸田文雄外相と1時間ほど会談をした後、産経新聞の報道について強く抗議した。尹長官は「根拠のないデマを利用した悪意的報道」として「隣国の国家元首の名誉を深刻に傷つけたことを非常に遺憾に思う」と話した。今月3日、産経新聞はセウォル号沈没当日の朴大統領の7時間の動向についてのいわゆる証券街情報誌や韓国紙のコラム内容などを引用して「このうわさは朴大統領と男性に関するもの」としながら私生活に関する疑惑を提起した。それと共に「朴大統領の支持率が40%まで下落し、これによって徐々に大統領など現政権の権力中枢についての真偽の分からないうわさが問題になっている」と主張した。