リゾートの体育館が崩壊…大学の新入生歓迎行事が悲劇に 大雪の影響か=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.18 09:21
警察と消防当局は、組み立て式で建てられた体育館の屋根が60センチ以上積もった雪の重みに耐えられず崩れたと見ている。事故が発生した体育館は内部に柱がない。その上、屋根はサンドイッチパネルになっており雪の重さに耐えるには充分でない可能性もあるというのが専門家たちの見解だ。通常1平方メートルに雪10センチが積もった場合、その重さは約14キログラムに達する。体育館の屋根の広さが1200平方メートルに達するという点を勘案すれば、積雪全体の重さが100トンに達するという計算が出てくる。
最近、慶州市のあちこちでは大雪にともなう崩壊事故が相次いでいた。マウナオーシャンリゾートがある慶州市陽南面で5棟が雪の重さに勝てず崩れ、慶州市北部洞(プクプドン)にある小学校の講堂の鉄製の屋根もやはり雪のために崩落した。雪は9日に振り始めて12日から集中的に降っていた。事故が起きた17日にも雪が続いて救助隊がケガ人を病院に運ぶのに苦労していた。