「植民地時代に韓国が工業化」…日本文部相「的確な指摘」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.24 10:49
安倍晋三日本首相が23日、議会で「侵略という定義は学界的にも国際的にも定まっていない。国と国の関係でどちらから見るかにおいて違う」と発言の程度を一気に高めたのは、安倍内閣が今後、歴史問題に正面から対応すると宣言したのと変わらない。
議会で安倍首相とともに答弁した下村博文文部科学相は、丸山和也自民党議員が「朝鮮史を研究したハーバード大教授の著書には、『日本の圧政は同時に社会変革をもたらし(中略)植民地でありながらも工業化を実現させた』と書かれている」と述べると、「的確な指摘だ」と答えた。
安倍内閣の基本的哲学は「日本は侵略したのではない」というものだ。安倍首相は昨年8月、自民党総裁選挙を控えた時点のインタビューでも、「自民党が政権を握れば、宮沢談話(1982年)、河野談話(1993年)、村山談話(1995年)をすべて修正する必要がある」と短く語った。3つの談話の中心が“侵略”であるからだ。