【社説】五輪5位の国らしくスポーツ精神も成熟すべき=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.08.14 10:32
ロンドンオリンピック(五輪)で「独島(ドクト、日本名・竹島)パフォーマンス」を行った韓国サッカー代表の朴種佑(パク・ジョンウ)選手に対し、国際オリンピック委員会(IOC)はオリンピック憲章が禁止する政治的宣伝である可能性があるとして大韓体育会に調査を要請した事件は、私たちにスポーツ国格について改めて考えさせている。朴選手は10日(現地時間)、英カーディフのミレニアムスタジアムで行われた日本との3位決定戦の後、「独島はわれわれの領土」と書かれた紙を観客席から受け取り、これを持ってグラウンドをしばらく走った。
オリンピック憲章は、五輪が開催される場所・競技場、その他の地域で、いかなる種類のデモ、政治・宗教・人種差別的宣伝を禁止している。内容や意図に関係なく五輪が国際政治の影響を受けるのを遮断するための措置だ。1968年メキシコ五輪では、人種差別に抗議するため表彰式で片手を高く突き上げた米国選手らが選手村から追放された例もある。