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音大出身の彼女に金正恩が純愛?

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.07.09 17:04
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北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党第1書記が最近、公式席上に美貌の若い女性を相次いで同行して話題になっている中、かつて金正恩と内縁関係だったという噂が広まった歌手ヒョン・ソンウォルに関心が集まっている。

ヒョン・ソンウォルは平壌(ピョンヤン)音大出身で、普天堡(ボチョンボ)電子楽団のスター女性歌手だった。 普天堡電子楽団は故金正日(キム・ジョンイル)総書記の寵愛を受けた北朝鮮最高の電子楽団。

 
ヒョン・ソンウォルは05年に「駿馬処女」をヒットさせ、スターダムにのし上がったが、06年に突然、姿を消した。 金正恩が後継者に浮上した時期だった。 これをめぐり北朝鮮内では金正恩との関係のためだという噂が広まったという。

最近、デイリーNKなどによると、北朝鮮芸術団所属だった脱北女性は「将軍様(金正日)が金正恩から引き離すために活動中断の指示を出した」と話したという。 この女性はヒョン・ソンウォルの本名がハン・ソンウォルで、金正恩がスイス・ベルンで留学を終えて帰国した2000年初めから2人の関係が始まったとも語った。

芸術人と交流が多い金正日の影響で金正恩がヒョン・ソンウォルと親しくなったという推測だ。 この脱北女性は「ヒョン・ソンウォルは別の男性と交際していたが、金正恩がずっと要求して交際することになったと聞いている」と述べた。

金日成(キム・イルソン)軍事総合大学の卒業を控えていた金正恩は、ヒョン・ソンウォルとの関係を整理しろという金正日の指示に従い、ヒョン・ソンウォルは現在の夫と結婚したという。 脱北女性は「ヒョン・ソンウォルは人妻になったが、金正恩の要求で関係を続けたと聞いている」と主張した。

しばらく姿を消していたヒョン・ソンウォルがまた登場したのは3月8日、北朝鮮銀河水管弦楽団が3・8国際婦女節を記念して開いた「女性は花だね」音楽会でだ。 ヒョン・ソンウォルは観客席で公演を見ていたが、彼女に気づいた司会者の提案で舞台に上がった。

ヒョン・ソンウォルが臨月を迎えた体で「息子を望んだが、産院に行ってみると娘だった」と話すと、笑いが起こった。 韓服を着たヒョン・ソンウォルは体が重く見えたが、往年のスターにふさわしい歌の実力を披露した。 この日の公演は金正恩も観覧し、楽しそうに笑って拍手をする姿が朝鮮中央テレビに何度か映し出された。

翌日、労働新聞は今回の音楽会を伝えながら、ヒョン・ソンウォルが出産を控えていることを伝えた。 労働新聞が特定人の出産に関する報道をするのは異例だ。

一方、6日に金正恩が牡丹峰楽団の公演に同行した20歳ほどの女性がヒョン・ソンウォルだという声もあるが、顔や身長など最近公開されたヒョン・ソンウォルとは違う外貌で、その可能性は高くないと分析されている。

金晋希(キム・ジニ)記者

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    2012.07.09 17:04
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    朝鮮中央テレビで放映されたヒョン・ソンウォルの最近の姿(写真=映像キャプチャー)。
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