【社説】北朝鮮、非核化に向けた真正性を見せる時だ
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.01.26 13:15
北朝鮮が24日に離散家族再会の提案を出した。国防委員会は「われわれの重大提案は決して偽装平和攻勢ではない。むやみに疑い拒否すべきでない」とした。25日明け方にはシン・ソンホ国連駐在北朝鮮大使も5ページにわたる発表文でこうした立場を繰り返した。16日に韓国政府が国防委員会のいわゆる「重大措置」提案を拒否したにもかかわらず、北朝鮮の提案攻勢は続いている。
その中で離散家族再会の提案は意味が大きい。われわれはすでに「真の提案にするには離散家族再会から実践しなければならない」と指摘している。離散家族再会は人道的措置だ。対話しようとする姿勢を計るリトマス的措置であるわけだ。北朝鮮指導部もこれを理解していると期待する。これとともに「南北関係改善に向けた真の態度を見せよう」という部分や、「小さな偶発的衝突も即時全面戦に広がりかねないのが朝鮮半島の現実」という部分も注目される。