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【社説】PDジャーナリズム、このままではいけない

2005.12.06 18:08
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MBC(文化放送)「PD手帳」の非倫理的取材形態が公開され、いわゆる「PDジャーナリズム」が俎上にのせられた。PDジャーナリズムとは、その言葉通り、放送局のPDらが報道することをいう。全世界で韓国だけにある特異なシステムだ。KBS(韓国放送公社)の「追跡60分」やMBCの「PD手帳」、SBS(ソウル放送)の「それが知りたい」などが代表的プログラムだ。

もちろん、こうした番組が報道の領域を広めたという肯定的な評価もある。時間に追われる記者らとは違い、一つの主題を集中取材することで、深層探査報道が可能になったということだ。1980年代(全斗煥政権下)の「9時ニュース」報道に嫌気がさした視聴者らにカタルシスを提供したという評価もある。しかし最近になって無分別な暴露や扇情的・偏向的内容が増え、今回のように不法取材慣行が表れる中、「メスを入れろ」という声が高まっている。

 
PDジャーナリズムの問題はまず、PDが記者のように体系的な取材訓練を受けていないという点だ。記者は短くて6カ月、長くて2年間の取材技法はもちろん、取材倫理などについても厳しい訓練を受ける。しかしPDはこうした過程を持たない。このため報道倫理を無視した形態が見られる、というのが専門家らの指摘だ。

自体検証システムがない点も問題だ。新聞記者の場合、デスクと局長を経た後、さらに局長団や審議室で再三検証した後に報道する。しかしPDは1人がすべてを決定する構造であり、ろ過装置がない。当然、問題発生の余地は大きくなるしかない。

根源的な問題は、社会現象を追跡するよりも、結論をあらかじめ設定しておき、残りはこれに合わせて継ぎ接ぎを行うところにある。ここで世論操作や大衆扇動などPDジャーナリズムの弊害が極大化される。

それなら解決法は簡単だ。何よりもPDに対して取材倫理など人格教育を強化する必要がある。そうしてこそ、自分だけが正しいというような驕りから抜け出すことができる。自体検証体系を整え、一線PDの行き過ぎた行為を制御することが最も重要だ。そうしなければ今回のような‘惨事’はいつでも再発しうる。

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