【社説】「韓国は軍事強硬策使えない」という海外メディア
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.04.18 11:35
平壌(ピョンヤン)で金日成(キム・イルソン)の98度目の誕生日を祝う行事が開かれた4月15日、西海(ソヘ、黄海)ペクリョン島は号泣の海だった。海軍哨戒艦「天安(チョンアン)」の艦尾の引き揚げとともに行方不明者36人の遺体が収容された。8人はついに見つからなかった。国民はみんな悲嘆した。翌日、金泰栄(キム・テヨン)国防部長官は「韓国政府と軍は国家安保次元の重大な事態と認識している」とし「後続措置を断固かつ明確に講じていく」と明らかにした。
政府は現在、国際社会専門家らとともに‘加害者’を探している。北朝鮮という単語を取り出すこともなく、北朝鮮の挑発と明らかになった場合に備えた措置も公式的には議論していない。先入観を持って調べる姿は国際社会の信頼確保の障害になり、効果的かつ強力な措置を取るのが難しいというのが理由だ。妥当な考えだ。