【釜山女子生徒殺害】遺体遺棄のみ認める…ほかは「記憶にない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.03.17 14:06
釜山女子中学生イ某さん(13)を拉致殺害したキム・ギルテ容疑者(33)に対する現場検証が16日、釜山市沙上区徳浦洞(プサンシ・ササング・トッポドン)の犯行現場で行われた。
現場検証はイさんの家→イさんを性的暴行した後で殺害したムーダンの家→遺体を遺棄した水槽→キムの自宅→検挙場所の順で行われた。現場検証は午前10時に始まり昼12時30分まで2時間半行われた。キム容疑者は遺体を遺棄する場面では素直に犯行を再現したが、性的暴行・殺人をした部分では容疑を否認した。現場検証を見ようと集まった市民たちは罵声を浴びせた。「帽子を取れ」「お前もまったく同じ方法でやられてみろ」などという声が聞こえた。キム容疑者の顔を見た後「薄気味悪い」と引き返す人々もいた。最初の現場検証は先月24日、イさんの家だった。キム容疑者は「ここで(イさん家の空き部屋の隣の部屋)ラーメンを煮て食べたのか」という警察の質問に「そうだ」と答えた。しかし警察はキム容疑者に広間とふろ場を順に見せた後、広間で「どうやって拉致したのか」と尋ねるとキム容疑者は「証拠物があると言うから言い訳しないが、記憶がない。このこと自体(現場検証)が理解できない」と言った。