大株主の中国上海自動車が双竜(サンヨン)自動車の生産職2000人の人員削減を要求していることが確認された。双竜自動車労組は、「大株主の責任を労働者に転嫁するのは不当だ」と反発している。
今月初めに解任された双竜自動車の元幹部役員は28日、「双竜自動車の現在の運営資金は100億~200億ウォン(約7億~14億円)で、上海自動車の支援がなければ来年1月を乗り切るのは厳しい」と述べた。また、「上海自動車は双竜自動車に2億ドルの救済金融を中国銀行から引き入れる条件で生産職2000人余りのリストラを今月初めに双竜自動車経営陣に要求した」と明らかにした。