ISS「サムスン物産-第一毛織の合併に反対」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.04 12:43
サムスン物産-第一毛織の合併推進が壁にぶつかった。外国人投資家に影響を及ぼす世界最大の議決権諮問会社ISS(Institutional Shareholder Services)が合併に反対意見を出したからだ。ISSは3日、諮問報告書を通じて「合併手続きは法を遵守しているが、サムスン物産の株式価値が低く評価されていて株主に著しく不利だ」とし「合併後のシナジー効果に対する予測も過度に楽観的」と明らかにした。
ISSは世界の主要企業の株主総会案件を分析し、どのように議決権を行使するべきか助言する。国内事情に詳しくない外国人はISSの報告書を参考に賛否を決める場合が多い。このため合併するかどうかを決める17日の臨時株主総会では薄氷の票対決が予想される。