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<平壌・平壌の人たち>平壌でも不動産財テク…マンションが15年間で10倍に

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.09.18 14:00
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「最近、北朝鮮ではお金があればどうやって増やそうかという考えをよくする」。

北朝鮮でも財テク手段として登場したのが不動産だ。マンション取引が活発になり始めてからだ。平壌(ピョンヤン)に居住していたAさんは「2003年ごろ2万5000ドルで取引されていた中区域(平壌市)東城洞(トンソンドン)の40坪のマンションが現在は20万ドルになっている。15年間に10倍に値上がりした」と伝えた。ただ、取引が不法であるうえ移転が自由でない北朝鮮では韓国のようにいつでも引っ越しできるわけではない。不動産取引などには海外の親戚の支援を受けたり、海外勤務をしながらためた「へそくり」を元金として活用する場合が多いという。Bさんは「北朝鮮で財テク経験がある人たちは南側に来てからも不動産取引に関心を持つケースが多い」とし「成功した人もいる」と話した。

 
自分が暮らしている家の一部を年または月単位で賃貸するケースも登場している。家を売った後、他人の家に暮らしながらお金を増やそうとしたりもする。新義州(シンウィジュ)で暮らして脱北したBさんは「家主は部屋で、借家人は台所で暮らすケースもある。1カ月の家賃は50-100ウォン程度」と語った。

金儲けへの関心は特権層が暮らす平壌(ピョンヤン)よりも地方でむしろ大きいという主張もあった。脱北者Cさんは「苦難の行軍が終わった後、『羊たちは飢えて死んでキツネは生き残る』という言葉が出てきた」とし「国の配給に頼ったり体裁を気にする人たちは飢えて死んでしまうため、手中にお金があってこそ生き残るという認識が広まっている」と伝えた。

北朝鮮銀行当局は住民が保有するドルなどの外貨を回収するため、外貨で貯金する場合は高い利子がつくとして誘引するが、住民は貯蓄よりもお金を運用することに関心を持っているというのが、脱北者の共通した説明だ。Dさんは「最近、北朝鮮では『お金がお金を生む』という言葉が流行している」と伝えた。

北朝鮮では高位層と結託したり資金を集めて市場に早く参入した人たちの中から『トンジュ(金主、新興富裕層)』が登場している。現金動員力が強大な人たちだ。この人たちは買い占めなどで北朝鮮の市場経済を掌握し、「見える手」として活動している。かつては5万ドル以上を保有すれば金主と呼ばれたが、最近は地方でも10万ドルをはるかに超える財力があってこそ金主と呼ばれる。北朝鮮でも資本の蓄積が生じていることを見せている。

金主は銀行の代わりに高い利子で融資したり、企業所や工場に投資して利益を出す場合もある。金主が増え、金主の財産を管理する一種の不法金融が生じたという噂もある。金主は中央または地方の幹部と結託して利権を得るケースも多いが、金主の財力と権限があまりにも大きくなり、北朝鮮の経済を左右するほどという声まで出ている。国家安保戦略研究院のキム・イルギ北朝鮮研究室長は「国際社会の制裁にもかかわらず、コメや油類の価格変動が少ないのは金主が買いだめしていたものを少しずつ出しながら供給を管理したためかもしれない」と話した。

金主の登場は北朝鮮の需要供給体系までも変えている。計画経済の北朝鮮では生産→国の買い取り→住民供給が一般的な流通過程だ。しかし最近は生産→特権層+金主(卸売商)→商人(小売り商)→住民と変化する様相が登場した。特に市場が常設化し、中国産の物品を輸入して販売するケースが増え、中国商→金主→宅配→卸売り→小売りとつながる構造も生じたという。

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    2018.09.18 14:00
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    中朝国境都市の両江道恵山に最近、高層マンションが建設されている。一般の住宅に暮らしている住民は、市場などでお金を稼いでマンションに引っ越しするのが夢だという。先月28日午後、新しく建設された恵山駅(真ん中の赤い屋根)を中心に一般の家と新築マンションが対照的な姿を見せている。(写真=パク・ジョンチョル慶尚大教授)
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