早ければ27日にも開かれる国連・人権理事会に提出された「北朝鮮担当人権特別報告官の任務延長決議案」に、政府が賛成する方針を固めたもようだ。政府当局者が26日に伝えた。
政府代表は今月3日の人権理事会でも、北朝鮮の人権状況について発言し、改善措置を取るよう北朝鮮に促している。今回の決議案は、北朝鮮担当人権特別報告官の任期を1年延長するためのもの。草案は「北朝鮮で市民的・政治的・経済的・社会的・文化的権利に対する広範囲かつ深刻な侵害が広がっているとの報告が相次いでおり、非常に懸念される」としている。