「対北朝鮮人権決議」棄権…盧大統領は表決直前に決定
国連の対北朝鮮人権決議案が21日未明(日本時間)、総会第3委員会で採択された。 賛成97・反対23・棄権60票という圧倒的な票差で3年連続通過した。 欧州連合(EU)と日本が共同提出したこの決議案に対し、韓国政府は棄権した。
◆盧武鉉大統領が棄権決定=国連で対北朝鮮人権決議案が上程されたのは03年からだ。 その初年、韓国政府は表決に参加しなかった。 その後04年、05年は棄権した。 昨年になって初めて賛成票を投じた。 北朝鮮が核実験を強行し断固たる対北朝鮮政策を要求する世論が強まったからだ。