【社説】加湿器殺菌剤メーカー元社長に懲役7年 「事必帰正」=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.07 13:18
ソウル中央地裁が昨日、加湿器殺菌剤で人命被害を出した多国籍企業オキシー・レキット・ベンキーザー(現RBコリア)のシン・ヒョンウ元代表とバタフライエフェクトのオ元代表に対して懲役7年の実刑を言い渡した。「毒性を知りながらも消費者をだました」という詐欺疑惑は認められなかったが、業務上過失致死傷に対する量刑では法定最高刑に該当する。「事必帰正」(万事は必ず正しきに帰する)だ。
裁判所は「毒性化学物質の安全性検証を正しくせずに『子どもにも安心』という偽りを容器のラベルに表示し、業務上の過失を犯した」と判示した。裁判の過程で検察はその虚偽広告ラベルさえなければ死亡者の95%が生存できたと強調した。加湿器殺菌剤事態が発生してから5年半、殺菌剤商品が初めて発売されてから23年目に法的責任が認められたのだ。