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「中国の人文学崛起…世界の知性を先導するという意志に驚く」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.25 15:05
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韓国にはなぜマイケル・サンデルのような政治哲学者がいないのか。2010年頃『正義とは何か』という本が話題を呼んだ時、当時、高麗(コリョ)大学政治外交科で政治哲学を教えていたクァク・ジュンヒョク教授が知人らから聞いた質問だ。今年初めから彼は中国広東省の中山大学で、政治哲学担当の教授として教えている。韓国から中国に移ったが、その質問は彼の頭から離れない。

最近出した2冊の本は、その話題に対する7年越しの結実だ。題名は『政治哲学』(民音社)。

 
西洋古代から現代に達する政治哲学者45人の人生と思想を2冊に込めて出した。

ソクラテス、プラトンからマキャベリ、マルクス、ウェーバーのような西洋の思想家たちを政治哲学の観点から再照明することだが、問題意識は韓国社会から離れない。政治に対する関心と熱が多大な韓国社会、しかし「政治哲学的な討論」はほとんどないというのがクァク・ジュンヒョク教授の問題意識だ。盲目的な権力追求と力の論理が横行し、相手の政治勢力に対する「極度の嫌悪」が広まった中でその弊害が日常生活の空間まで荒廃化させていると彼は診断する。「政治哲学の不在」を嘆くのは容易だが、もともとそのような問題を深く悩む機会や素材も多くない現実を改善してみるために本を書くことになったということだ。

「ある人を特定理念の定規で烙印を押しながら眺める韓国社会の習慣から抜け出したかった。急進主義者として知られた人が革命ではなく手続きから答えを探し、自由主義者が競争ではなく再分配を要求する姿を、政治哲学を通して見てほしい」

中国と台湾で国父として尊敬を受けている孫文が建てた中山大学において哲学科は重点学科だとクァク教授は説明した。現在広州キャンパスには70人の哲学教授がいる。昨年には「政治哲学」「比較哲学」などを重点研究する哲学科を珠海グローバルキャンパスに新設した。香港-マカオ-珠海をつなぐ「政治哲学ネクサス」企画も立てたという。来年にはソンチョンキャンパスに「科学哲学」「未来学」中心の哲学科も新設して英国ケンブリッジ大学をこえて世界で最も大きい哲学科を作るという腹案も持っている。

こうした流れの中で彼は中国政府次元の外国専門家招へいプログラムである「百人計画(Hundred Talents Program)」の対象者に選ばれた。「グローバル哲学科」を目指して当初は西洋人を選ぶ予定だったが彼が唯一の東洋人として選ばれたという。

「人文学に対する中国の投資や世界の知性を先導するという中国人の意志が、私たちとは全く相反するようで教授として赴任して以来ずっと驚いている」

米シカゴ大学で博士学位をとった彼は、著名な英国出版社Routledgeから出す『Political Theories in East Asian Context』シリーズの責任編集者でもある。

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    2016.07.25 15:05
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    クァク・ジュンヒョク教授は今年初め、中国広東省の中山大学の正教授として赴任して政治哲学を教えている。
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