【社説】民間交流を拡大して南北関係に突破口を
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.06 16:47
韓国政府が4日、6・15南北共同宣言15周年共同行事のための南北事前接触を承認したのは望ましい措置だ。計画通り6月14-16日にソウルでこの共同行事が開催されれば、2008年6月以来7年ぶりとなる。韓国哨戒艦「天安」爆沈とこれに対する5・24制裁措置の後、南北関係は多くの悪材料が重なり、ふさがってきた。
今回の接触承認は、ちょうど今月末ごろ推進されている李姫鎬(イ・ヒホ)氏(故金大中元大統領の夫人)の北朝鮮訪問などとともに、南北関係の突破口になると期待される。政府が先月27日、民間団体エースキョンアムが申請した肥料15トンの対北朝鮮支援を承認し、実務者の北朝鮮訪問を認めたのに続き、1日には地方自治体の南北社会・文化交流を認めたのも、こうした期待感を高める前向きな措置と評価できる。