【社説】業者の金で酒宴をする国土部の職員
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.06.16 18:13
国土海洋部の職員が4大河川関連業者から接待を受けた事件は、膿んだ昨今の公職紀綱を考えさせる。 国土部水資源政策局の職員15人は3月、済州道(チェジュド)で研鑽会を終え、水資源公社と業者の職員と刺し身店で食事をした後、ナイトクラブなどで2次会を開き、総理室公職服務管理官室に摘発された。 もちろん飲食費は業者が支払った。 行事費1億7000万ウォン(約1200万円)も業者が負担したという。 業者を利用した酒宴だったということだ。 「自然親和的河川管理研鑽会」という名前が恥ずかしくなる。
国土部の後続措置はもっと情けない。 総理室が摘発された職員に対する懲戒を要求したが、国土部は注意を与えて終えた。 1人当たり9万-15万ウォンずつの費用を支払い、これで問題はないという形で処理した。 業者が飲食費を出したとすれば、包括的賂物罪で刑事処罰できる懸案だ。 4大河川事業とは何か。 大統領の宿願事業だ。 その事業で企業を利用するという破廉恥な行為を、こういう形で済ませてはならない。