【ニュース分析】米中、異見は隠して協力を叫んだ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.11.18 08:45
バラク・オバマ米国大統領が17日、胡錦涛中国国家主席と首脳会談を行い、世界の懸案をともに解決していくということで合意し、G2時代の門を開いた。両首脳は北京会談で金融危機と北朝鮮・イランの核問題及び地球温暖化など世界的懸案をすべて論議した。しかし2つの強大国は、互いの意見の幅を狭めるには期待していたほどの成果を上げることはできなかったものとみられる。そのため、北京外交において2つの強国が「世界的懸案解決の必要性には意見を同じくしたが、互いの見解の違いは後回しにした」という意味である“求同存異”戦略を選んだ」とも評価されている。
両首脳は会談直後の記者会見で「相互肯定的で互恵的な協力関係を強化した」ということに同意した。実際に両首脳は韓半島非核化と6カ国協議推進、国際金融体制改革、主要20カ国(G20)機能強化、気候変化に対する共同対応などの懸案に対する原則的な合意をしたと明らかにした。