ざわつく西海「ワタリガニのシーズンなのに…出漁統制が心配」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.11.11 10:04
仁川(インチョン)から北西に202キロメートル離れた大青島(テチョンド)は10日昼、一時ざわめいた。しかし北朝鮮から最短距離にある島の住民らしくすぐに平穏を取り戻し仕事に戻った。この島から北東に40キロメートル行くと北朝鮮の甕津(オンジン)半島だ。この日午前の砲声を何気なく聞き過ごした人も多かった。普段から軍部隊の訓練が多いためだ。大青島には海兵隊大青部隊をはじめ海軍と海洋警察が駐屯している。
民間人や韓国漁船の被害はなかった。朝から天気はくもり、波が高く、西海5島の海上の漁船は出漁が統制されたためだ。海洋警察は海軍から交戦の知らせを受けた直後、江華島(カンファド)近海と白翎島(ペクリョンド)南西海上で操業中だった漁船10隻を安全海域に避難させた。