米国のワクチン研究機関は最近２５００人の志願者を対象に試験接種に入った。グラクソ・スミスクラインとノバルティスファーマ、サノフィ･アベンティスなど大型製薬会社も最近、ワクチンの臨床試験に取り掛かったとし、ウイルスの活動が旺盛になる冬を前に製薬会社はワクチンの商用化に向けて迅速に動いているとＡＰ通信は伝えた。北米・ヨーロッパの９０００人を対象に試験接種に入ったグラクソ・スミスクラインは９月中にも関連ワクチンを市販する計画だ。
１０億ドル以上をワクチン購入予算に割り当てた米国だけではなく、各国政府はワクチン確保に総力を傾けている。イギリスは人口の半分である３０００万人を対象に来年初めまでに接種を完了する計画だ。フランスはワクチン９４００万回分を注文し、カナダも購入費用の６０％を政府が負担する条件で５０００万回分を確保することにしている。
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