「盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領を30日に召喚する」と最高検が26日に発表した、という速報に、最も鋭敏な反応を見せたのは野党民主党だった。
丁世均(チョン・セギュン)代表は「検察が、再選・補欠選が差し迫った現時点まで、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の中継よりも、より詳しく野党側の問題点を浮上させてきた」とし「まったく誤っている」と批判した。丁代表は「与党に対しては存在する問題も放置し、きちんとした捜査もせず、後になって体裁上、少し取り調べる振りをするだけ」とし「国民も検察と与党の態度が間違っていることを知っている」と強調した。同氏は「特別検察官を導入し、地位の上下を問わず公平かつ公正な捜査が行われるよう最善を尽くす考えだ」と付け加えた。