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盧前大統領、不正資金疑惑のほとんどを否定…書面答弁書を提出

2009.04.26 08:27
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 盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領が25日、以前からの後援者だった朴淵次(パク・ヨンチャ)泰光実業(64、逮捕)会長との資金取引容疑に関する書面答弁書を検察に提出した。答弁書はこの日午後3時30分、電子メールで検察に伝えられた。原本は26日に検察に伝えられる予定だ。

 
答弁書には、大統領在任当時と退任直後に権良淑(クォン・ヤンスク)夫人と息子の盧建昊(ノ・コンホ)氏が朴会長から受けた600万ドルと現金3億ウォンの性格などに関する盧前大統領の陳述が書き込まれた。

盧前大統領は答弁書で、自分のホームページ(「人が生きる世の中」)や文在寅(ムン・ジェイン)弁護士(元青瓦台秘書室長)を通して今まで明らかにした内容を繰り返したという。

盧前大統領は「07年6月に朴会長が渡した100万ドルは、妻が私にこっそりと負債を返済するために借りた」と主張したと、検察関係者は伝えた。

退任直前の08年2月22日に姪婿のヨン・チョルホ氏と息子の建昊氏が受けた500万ドルについては、「朴会長が姪婿に投資した資金であり、その金が渡された事実は退任した後に知った」と明らかにした。

また鄭相文(チョン・サンムン)元青瓦台(チョンワデ、大統領府)総務秘書官が06年8月に朴会長から受けた3億ウォンについては「妻が受けて使ったと聞いている」と答えた。権夫人はこの資金を自分が受けて使ったと明らかにし、鄭元秘書官に対する1回目の令状が棄却されるきっかけになった。

しかしその後、捜査で鄭元秘書官の借名口座にそのまま残っていることが確認された。検察は、権夫人と鄭元秘書官が口裏を合わせ、盧前大統領は朴会長が渡した100万ドルと現金3億ウォンの存在さえ知らなかったという方向で偽りの陳述をしたとみている。

鄭元秘書官が05-07年、6回にわたり大統領特殊活動費12億5000万ウォンを流用したことに関し、盧前大統領は「知らなかった」と答えた。

◇盧前大統領は30日ごろ召喚

盧前大統領は、鄭相文元秘書官が公金横領容疑で逮捕された直後にホームページに載せた文で「その友人は私のためにしたことであり、弁解などできないだろう」と明らかにしていた。

鄭元秘書官は検察の調査で「盧前大統領のために準備した資金だが、報告することはなかった」と述べたという。

しかし検察は鄭元秘書官が大統領が使う特殊活動費を事前に報告せずに流用した可能性は低いとみて、鄭元秘書官を追及している。検察は盧前大統領が召喚されれば、この部分についても集中的に調べる方針だ。

盧前大統領側の文在寅弁護士は答弁書の内容について「その間マスコミの報道を通して出た水準の質問があり、これに対して書面で明らかにできる内容はすべて記入した」と伝えた。分量については「言えない」と述べた。

検察は盧前大統領に対する公開召喚を控え、22日、前職大統領を優遇する次元でA4用紙7枚分の書面質問書を送っていた。検察は質問書で「盧前大統領が問題の600万ドルを朴会長に要求したのか」など約50事項を質問した。盧前大統領に対する調査を一日で終えるため、苦心して見いだした方法だった。

最高検察庁中央捜査部はこの日提出された書面答弁書の内容を検討した後、盧前大統領に召喚日を通知する計画だ。召喚日は再・補欠選挙(29日)直後の30日または来月1日ごろが有力視されている。

検察関係者は「盧前大統領が出した答弁書はほとんど、マスコミに公開された懸案に対する立場が含まれている」とし「直接召喚調査する際には追及する内容がまた別にあり、答弁書とは異なるだろう」と述べた。検察は盧前大統領に包括的賄賂罪を適用することにし、法理を検討している。

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