韓国政府も部品・素材産業政策の全般を見直す必要がある。 何より、部品・素材は中小企業の役割だとし、中小企業支援策の一環と考えてきた従来の認識を捨てなければならない。 これまで部品・素材の重要性を強調しなかった政府はなかった。 しかし数十年間支援してもこうした状況が続いているのは、政策による部分が大きい。
部品・素材産業には大企業も多い。 今回、GMへの納品が決まったLG化学の電気自動車用のバッテリーも部品・素材であり、三星(サムスン)電機と現代(ヒョンデ)モービスも部品・素材分野の大企業だ。 外国の有名部品・素材企業も相当数が大企業だ。 超一流部品・素材を開発できる可能性が中小企業よりはるかに高いからだ。