李大統領は3カ国首脳会談に先立ち、日本・中国と別途の2国間会談も行った。李大統領は麻生首相に、「韓日関係を‘近くて遠い国’だというが、事実は‘近くて近い国’にならなくてはならない。韓国としてはそうする準備ができている」と述べた。これに対し麻生首相は、「両国首脳だけでなく実務チャンネルが頻繁に会うことが重要だ。問題があって会うのではなく、問題がなくても頻繁に会う関係にならなくては」とこたえた。
李大統領は温家宝首相との韓中首脳会談では、「韓国政府は対北強硬対峙を望んでいない。複数のルートで対話と協力を提案している」と説明した。温家宝首相は6カ国協議の結果に触れながら、「速やかに各国が受け入れられる案が作られ進展することを望む」と述べた。