13日に福岡の九州国立博物館で開かれた韓中日首脳会談は、細かい合意内容よりも会談自体に大きな意味が込められた。経済危機を機に過去よりも一段階高い3カ国協力の可能性が模索される場だったためだ。共同記者会見で李明博(イ・ミョンバク)大統領は、「普段は協力の契機を作るのは難しいが、経済危機が(逆説的に)協力の契機になった」と述べた。中国の温家宝首相と日本の麻生太郎首相も積極同意した。麻生首相は、「3カ国首脳が会う席がこれまでなかったのがむしろ歴史の不思議だった。今回の会議は歴史的な必然だ」と加勢した。