伊藤代表が若者の進取性と国際感覚を養う社会的企業を運営する契機となったのは自身が20代のときにそうして生きてきたためだ。大学時代にリュックを背に中東・アジアを旅行し経験を積んできたことが事業にも多く役立った。当時の経験を基に‘女性1人で行けるバー’をはじめとする個性あるテーマの店を開発し、有名になったおかげでリーバイスやスターバックスのような世界的な企業ともコラボレートする。会社創業も当時旅行関連の文を書いて知り合った人たちと力を合わせたから可能だった。
33歳の成功した社会的企業家として20代の青年らにメントリングもする。彼が伝えるメッセージは、「やりたいことを楽しくやりながら十分に生きていける」ということだ。会社の名前のASOBOTは‘遊び’からとったものだ。‘みんながほしいもの、したいことを作り上げていく社会的企業’が会社のテーマだ。