<北の女スパイ>元被告の実父も工作員、74年派遣中に射殺
脱北者を装って韓国に亡命、スパイ活動を行っていたとして、国家保安法違反の疑いにより起訴された北朝鮮の女工作員、元正花(ウォン・ジョンファ、34)被告の家族は、全員韓国に派遣されたスパイ(南派工作員)、または北朝鮮の国家安全保衛部所属だったことが分かった。
北朝鮮側から見れば、確実な「スパイ名家」の子女と言えるということだ。元正花被告の実父と養父はいずれも南派工作員で、異父兄弟2人も国家保衛部の職員だ。父親は74年に北朝鮮工作員として韓国に侵入する途中で射殺されたという。