【時視各角】ビッグブラザー、韓国はなぜ静かなのか(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.19 13:16
「それだけプライバシー(私生活)問題に鈍感なのだろう。ただちに経済的・精神的被害がなければ無関心だ。1千万件、数百万件が流出しても1日か2日ほど騒いですぐおとなしくなる。そうした点で韓国の人たちは本当に優しい」。
問題は優しいだけで終わらない。グーグルの検索エンジンは利用者指向と関心事を追跡しオーダーメード情報を提供する。同じ英国の石油ボーリング会社を検索してもまったく別の結果が出る。ある人には石油漏出事故ニュースが、別の人には投資情報が表示される。このようなフィルタリング過程を経ればますます自分だけの偏狭な情報世界に閉じ込められることになり、企業や特定政治勢力の好みに合わせて考えと意見が操縦される可能性が大きい。(『閉じこもるインターネット』)