北の対南工作部署と接触容疑 統合進歩党員を拘束
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.30 12:20
統合進歩党の党員である民族舞踊団「チュル」のチョン代表(44)が国家保安法違反容疑で29日、拘束された。北朝鮮の対南工作部署255局と傘下の在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の関係者と、2010年から今年3月にかけて中国と日本で3、4回接触した疑い(国家保安法上の便宜提供、会合・通信)だ。2011年12月に民主労働党が統合進歩党に名称を変更して以降、所属党員が北朝鮮工作員と会った容疑で拘束されたのは初めて。
チョン容疑者は28日、ソウル中央地裁で行われた令状実質審査(拘束前の容疑者尋問)で容疑を一部認めた。中国と日本にいつ出国したか、現地で誰に会ったかについて比較的明確に話したという。チョン容疑者の拘束令状には、2011年3月に中国・上海で北朝鮮工作員と接触した事実、最近日本のあるホテルで朝鮮総連幹部に会った事実などが書かれている。