韓経:韓国のセマウル運動で貧困から抜け出すミャンマーの農村
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.14 09:37
ミャンマーの首都ネピドーの中心から南に約20キロ離れた小さな村カンタール(Kan Thar)。7日、この村で小さな祭が開かれた。村の入口から中心につながる長さ360メートルの道路を新たにならす日だからだ。人々はセマウル運動の象徴のような緑色のベストを着て玉の汗を流していた。
1人あたりの年収が約100万ウォン(約9万円)という貧しい村で道路工事が行えるのは韓国の国際協力団(KOICA)のセマウル運動事業のおかげだ。KOICAは2014年から2019年まで計2200万ドルを投入してセマウル運動の支援事業を展開している。このうちミャンマー全国100カ所の村が2015年からセマウル運動モデル村育成事業対象に選ばれた。